No.33133 入院中の祖父の治療方針

No.33133は質問(相談内容)です。

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No.33133:入院中の祖父の治療方針[SOMATTHEWERIO]ID:v4lskXmW 2010/06/21 14:34
5月中旬から入院をしていますが、日に日に痩せて意識が朦朧としてきており、現在の治療方針でいいのか疑問をもっています。

祖父の年齢102歳
1日の水分量250ml
エンシュア1缶
食事流動食

入院直後は元気だった祖父でしたら、入院直後は絶食水で、点滴500ml/日、2日後から水分が500ml/日許され、食事が出るようになりました。
しかし点滴は1.2日のみ。
後は食事とお茶500mlが1日の食事量でした。


昼食、夕食の度に病院へ食べさせに行っていましたが、それ以外の時間は自分で起き上がってお茶も飲めないので、その間の水分はほとんど取っておりません。ですので500mlのお茶も半分くらいは残ってしまっていました。

食事も日に日に食べれなくなり、1日の水分量ほとんど取れておりませんでした。

そこで点滴をしてほしいと何度も頼んだのですが、点滴をしすぎると肺に水が溜まると言われました。
1日トータルしてようやく1食しか食べておらず、お茶も200ml前後しか飲めてないので、日に日に痩せていき、時々意識も朦朧としているような時が出てきました。

其れからの話し合いで何とか1週間点滴を500ml/日してもらい、また高カロリのものを出して欲しいとお願いしました。
やはり点滴をしたら、食事の量も増え、顔色も良くなり元気になってきました。
しかし、点滴は1週間でびたっとやめられ、点滴をしすぎたと言って、今度は下剤を飲まされていました。点滴を始めた頃、高カロリーのエンシュアという飲み物が追加されました。
この頃から祖父の下痢が始まりました。
1日に何度も下痢をするので、調べたところエンシュアの副作用に下痢になる
と書いてありました。

先生や看護婦に何度も下痢の事を伝えましたが、何も処置をとってもらえず、先生は祖父の下痢を下痢ではなく軟便だといいました。
また、先生は祖父の事を平均寿命より20年以上もいきているわけだから、入院してからの祖父の衰えは老衰だと言い張るのです。
先生か病院の方針かはわかりませんが、老人だから処置をあまりしてくれないように感じてしまいます。

点滴をやめるとやはり食事が取れなくなり、下痢が2週間以上続いていました。こちらから要求して2週間以上たってようやくビオフェルミン以外に便を硬くする薬が出ましたが、その翌日腸炎になりました。



質問1.下痢の副作用がなく、エンシュアに変わる高カロリの食事はありませんか?名前は忘れましたがプリンのようなものは食べています。
質問2.1日の食事量は流動食で1食分にも満たない日もあるのですが、
   こちらから言わずして、点滴すらしてもらえないのでしょうか?
質問3.102歳と言う年齢であれば、個人の生命力を考慮するのではなく、先生   としては老衰と考えるのが自然なことなのでしょうか?
質問4.下痢が仮に軟便だとして、それが2週間以上も続き、こちらが何度も看護婦に伝えているのにもかかわらず、まったく処置をしてもらえないのは、
こちらの伝え方に問題があるのでしょうか?それとも病院の体質なのでしょうか?

質問5.出来れば先生を代えてもらいたいのですが、同じ病院でそういうことはできるのでしょうか?

質問6.1日に何度も足を運ばないといけないこと、今の状態で病院を変えて受け入れてくれるのか、受け入れ先できちんと人間として元気になる方法を先生が考えてくれるのかなど考慮に入れて、転院をしたほうがいいのでしょうか?

発言一覧

以下、No.33133の質問に対する回答です。

 33133: 入院中の祖父の治療方針 [SOMATTHEWERIO] ID:v4lskXmW 2010/06/21 14:34
 └◇33148: Re: 入院中の祖父の治療方針 [mon] ID:D3VAeDHB 2010/06/22 11:48 評価
  └◇33174: Re: 入院中の祖父の治療方針 [SOMATTHEWRIO] ID:v4lskXmW 2010/06/23 07:28 評価

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No.33148:Re: 入院中の祖父の治療方針[mon]ID:D3VAeDHB 2010/06/22 11:48
SOMAの
医師は患者さんの年齢に関係なく、診察、検査、診断して、患者さんの精神・身体活動が回復する可能性が少しでもある場合は治療します。水分・食事摂取も重要な治療です。重症で治療法がなく回復を望めない場合は本人および家族にわかりやすく説明すべきです。

質問1.ラコールが日本人向きでエンシュアよりも下痢しにくいと思いま す。下痢する場合は濃度を薄め、やや温めて30mlづつ、ゆっくり飲ませます。1回150ml、1日に7回です。それでも下痢する場合は乳酸菌製剤を服用してもらいます。エンシュアと同様、医薬品で医師の処方箋で使用します。医薬品以外には大塚製薬のハイネゼリー(1袋300g、300Kcal)、バランスKKのプロテインゼリー(74g、84Kcal)と栄養補給ゼリー(含水炭素のみ、1袋100g、100Kcal)があります。
質問2.流動食で1日、1200Kcalあるかどうか確かめてください。点滴は口から水分が十分摂取できない(脳梗塞などで嚥下障害があるとき)とき、下痢、軟便、嘔吐などで脱水があるときに行います。1日の尿量を測定して点滴静脈注射量を決めます。オムツでも排尿したものを秤ではかり、使用前のものの重さを引いて尿量とします。
質問3.102歳と言う年齢であっても、生命力が回復する可能性もありますので治療を試みます。100歳過ぎているから老衰と考えで治療を放棄することはありません。治療しても意味がないという疾患なのでしょうか。医師の診断名を聞いてください。
質問4.軟便は大便の形をしたもので、下痢便は水様もしくは泥状のものです。軟便が1日に3回以上、2週間以上も続けば脱水になりやすいでしょう。75歳以上の高齢者は脱水に弱く、病状が悪化(例:食欲不振、無気力、痰のきれが悪くなる、意識障害など)しやすいです。
質問5.同じ病院で先生を代えてもらうことは可能かもしれません。医長か院長にお願いしてみるとよいでしょう。
質問6.転院先に今までの経過と治療内容を月日ごとに書いたものを持って相談に行くとよいでしょう。引き受けてくれるかもしれません。
(引退した医師)

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No.33174:Re: 入院中の祖父の治療方針[SOMATTHEWRIO]ID:v4lskXmW 2010/06/23 07:28
大変参考になりありがとうございます。

エンシュアは夕食時に250mlを一度に飲ませていました。
回数を分けることで、下痢がましになる可能性があるのでしたら、
絶食水が終われば、一度試してみます。ラコールについても病院での取り扱い可否についても聞いてみようと思います。

素人目から見て祖父は脱水症状のように見えました。
点滴をはずした翌々日からは(翌日はまだ少し食欲も出ていた。)大概、
食欲不振、無気力、無反応(これはおそらく意識障害を起こしているのだと思いますが。。)になり、日に日にこの症状が強くなっていったように
思います。


あと脳梗塞にもなっていますねと先生にも言われました。
年齢からしてなっていますと断言されました。
意識障害も脳梗塞からきているような言い方をされました。

今回の腸炎は、エンシュアによる下痢と病院という場所柄他の菌に感染した可能性があると言われ、詳しくは検査と培養結果を待ちますと言われ、
それまでは絶食水。腸を休めてあげないといけないのは良くわかりますが、こちらとしては1日に3回以上の軟便もしくは下痢が続いていると
看護婦や先生に伝えていたのですが、腸炎になるまで適切な処置をしてもらえなかったのが残念でなりません。

昨日は先生とお話しする機会がもてましたので、今後の治療方針などを
話し合いました。
腸炎を治して、点滴も適度な範囲でして行く、と言う方向で話は進みました。点滴も手の血管はボロボロになっており、もう手からは打てないので、次回もし漏れたら首の静脈に直接管を通すポートにしましょうと言われました。
今後は先生の動向を見て、判断していこうと思います。

母と相談しているのは腸炎が治って、もう少し食事が取れるようになったら、退院し別の病院の先生に訪問診療していただこうと思っています。