No.39509 Re: ユニットケア

忌憚ないご意見をと言う事なのでお答えしておきます。介護職の中でも最も職員が定着しない、入れ替わりが激しい、肉体的、精神的にもハードな職場が特養です。（ユニットも同じ。）　職員間の人間関係、利用者とその家族との人間関係に疲れ辞めて行かれる方も多い現場ではありますが、それも施設によりけり。ただし、どの地域の特養も仕事は本当にハードだと思いますが、特養で経験を積んでおくと、他の施設に移った時、本当に楽です。

ちなみに特養の多くは施設での実務経験者を優遇します。全くの未経験だと採用しない事も多いのですが、未経験でもウェルカムな特養は、言いかえればそれだけ人の出入りが激しくハードな現場だと言えます。自分からどんどん先輩職員に声をかけて仕事を覚えていく努力をしていかないと、仕事を覚える前に精神的に疲れて辞める！と言う事になりかねませんから、多少の嫌味を言われて凹むような性格であれば、特養は相当きつく感じるでしょうね・・・と言うのが私の答えです。

ただし、施設介護は居宅介護と比較すると確かにきつい面が多くなりますが、その分、介護技術や看護知識等、居宅介護以上に身につきます。正直、訪問介護で２〜３年経験積んだ方が、施設介護がしたいと転職してくる方もいます。ですが、技術的には初心者ヘルパーと大差がないぐらい知識も貧しく苦労される方が殆どです。そのため、結局は訪問にまた戻る人の方が多いので、とりあえず1年間は修業だと思って特養で働かれると良いと思います。もしくは介護療養型医療施設。

※施設介護で積んだ経験（技術）は、居宅介護でも役立つが、居宅介護で積んだ経験（技術）は、残念ながら施設介護では殆ど役に立たないので、施設介護の経験を積む事をおすすめしておきます。

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