No.50809 96才祖母への病院の対応に疑問があるのですが

No.50809は質問(相談内容)です。

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No.50809:96才祖母への病院の対応に疑問があるのですが[テツマゴ]ID:8d405S./ 2012/10/08 15:12
96才の祖母のことで家族が悩んでいます。
1ヶ月半ほど前、デイサービスから帰宅後玄関で軽く転倒した際大腿骨を骨折、翌日救急病院にて大腿骨の置換手術を受けました。
手術は上手くいきましたが、96才という年齢にはこたえたのか麻酔が覚めた後祖母の状態が悪くなってしまいました。
手術の前日までは自力で歩行、トイレ、食事をできていた人がほぼ眠っている状態になり呼びかけにも反応がなくなりました。
2週間で退院するのがその病院の一応の決まりになっているようで、その退院に向けて水分補給の点滴と翌日からはリハビリ(寝た状態で)開始し、たまに栄養ぜりー2種類を看護師さんが与えてくれていました。
とにかく食べられないことと寝たきりであることで自宅に帰るのは難しいと判断し転院先を探しましたが、内臓にはどこも悪いところがないという診断で転院先が見つからず、いつも通っていたデイサービスのショートステイ利用という形で退院、しかしショート3日目に発熱でまたもとの病院に入院、また2週間すぎてショートに戻りまた発熱で病院と繰り返している状態です。
しかも今は誤嚥性肺炎が怖いとのことで食事はまったくあたえられていません。ビタミンの点滴のみです。かなり痩せ細って痛々しいです。
自宅に介護ベットは用意しましたが、祖母と一緒にいる私の母も70歳は当に過ぎまさに老老介護です。
病院の先生の話は「この年齢まで生きていることがすごい」と死んでいくのが普通といわんばかりで、こちらの状態を少しでも良くして自宅に帰りたいという気持ちは理解してもらえないようです。
祖母のために何の行動を起こせばいいのか本当にわからなくなっています。
同じような環境から良い方向に向かわれた方、良い方法を知っている方アドバイスいただけないでしょうか。よろしくお願いします。

発言一覧

以下、No.50809の質問に対する回答です。

 50809: 96才祖母への病院の対応に疑問があるのですが [テツマゴ] ID:8d405S./ 2012/10/08 15:12
 └◇50814: Re: ご家庭では限界ではないですか [クマ] ID:TjPu8wJc 2012/10/09 10:17 評価
  └◇50817: Re: ご家庭では限界ではないですか [テツマゴ] ID:8d405S./ 2012/10/09 22:49 評価
   ├◇50863: Re: 高齢者の麻酔について [もっちん] ID:sXDyQ4gG 2012/10/12 20:05 評価
   └◇50864: Re: 正解は? [もっちん] ID:sXDyQ4gG 2012/10/12 20:32 評価
    └◇50954: Re: 正解は? [テツマゴ] ID:8d405S./ 2012/10/18 09:59 評価

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No.50814:Re: ご家庭では限界ではないですか[クマ]ID:TjPu8wJc 2012/10/09 10:17
クマと言います。
テツマゴさんは 祖母さんのまごですか。
ご家庭は祖母様とご両親と貴方の4人ですか。
私の父も80歳すぎて 大腿骨骨折になりました。
そのあと手術しましたが 車椅子に移ることだけも出来ずに 
それを可能とする為に 療養型病院に転院しました。
しかしその後癌がみつかり余命数ヶ月で焼く2年近くお世話になり 他界しました。
どうでしょうか。
確かに病院むでの対応にも不満や不振を抱いているようですが、
一度担当医とよくご相談されていますか。
またはどこの病院にいるとは限りませんが、
SWソーシャルワーカーさんとの会談で病院の考えがわかりますよ。
どちにしても今の状況から言えば自宅での介護はお母様にも負担をかけますので
施設に入ることを進めます。

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No.50817:Re: ご家庭では限界ではないですか[テツマゴ]ID:8d405S./ 2012/10/09 22:49
クマさんありがとうございます。
祖母と母は数年前から2人で暮らしています。
担当の医師はとてもいい感じの先生なのですがお母様を数年前に同じような状況で看取っているらしく、うちの祖母の年齢からいって「もう充分でしょ」てきなことをおっしゃるので私の家族の訴えはあまり真剣にきいてもらえていない気がします。
ソーシャルワーカーさんは若い女性ですが、「食べ物を与えず徐々に亡くなってもらう方法もあります。」とさらっと言われ、母が怒ってしまいそれからは相談するつもりはありません。
祖母の状態さえ良くなれば母が自宅で介護したい気持ちでいるようですが、やはり負担は大きいと思うので療養型病院も考えてみたいと思います。

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No.50863:Re: 高齢者の麻酔について[もっちん]ID:sXDyQ4gG 2012/10/12 20:05
気になった文献をコピペしました。

■高齢者の麻酔について
 「高齢者」と言えば、現代日本では65歳以上とされている。そして、75歳以上は後期高齢者と呼ばれている。

 日本は少子高齢化になるスピードが世界一早く、子どもの出生は減るのに対して、労働力のない老人が増えてきている。現在の日本では、65歳以上の人口は21%にも達しており、その実数は東京都の総人口に近い。

 それらの高齢者はたいてい何らかの病気を持ち、外科手術を受けるケースが多い。いちばん多いのは老齢による鼠径ヘルニアや痔疾であるが、日本人の間には胃がんの羅病が多く、がんの治療としては、今では内視鏡による手術があるので、予め麻酔薬で前処置すれば苦痛なく治療を受けることができる。しかし、老人は健診を受ける機会が少なく、進行した胃がんや食道がんの手術には全身麻酔が必要になってくる。

■全身麻酔での手術では、肺機能低下が起こりやすい
 そこで、ここでは高齢者の全身麻酔にはどのような危険や副作用があるかということについての知識が老人以外にも若い人たちにも必要だと考え、わかりやすい情報を伝えたいと思う。

 老人は肺や心臓、血管とともに、がんも多く発生するが、外科手術を受ける場合に、何よりいちばん起こりやすいのは肺機能の低下である。

 加齢による肺機能低下の第一は、酸素(O₂)の排泄の行える肺の面積が減って、働かない肺の面積が大きくなる。これを残気量の増加と説明している。同時に、気管支の細かい枝の細気管支に痰が溜まり、気道閉塞が起こる。

以上のことにより、肺胞でのガス交換が悪くなり、その上に痰を喀出する力、すなわち排痰能が下がる。

■手術に成功しても、合併症で死亡例も
 その理由は、高齢者はたまった痰を咳によって吐き出す能力としての咳反射が低下し、口腔内の食べ物を嚥下する能力、口腔内の食べ物を食道に送り込む力、すなわち嚥下機能が下がり、食べ物の残渣が気管内に入る。つまり、誤飲による誤飲性肺炎を起こして、そのために外科手術はうまくいっているのに、麻酔をかけた後の合併症で死亡する例が多くなる。

 したがって、高齢者の大きな外科手術に際し、有能な外科医が手術に成功しても、手術室から病棟に帰ってからの術後の看護を行う看護師の上手な手当、すなわちケアがなければ術後の合併症、特に術後には気道内の換気が悪くなり、そのため、血中の酸素量が減り、血中の二酸化炭素量が増えて、術後の換気不全と術後の肺炎の合併で死の危険が多い。

■大手術受けた高齢者は、ICUで監視後に一般病床でのケアを
 そこで、高齢者の大手術の後は、すぐ一般病床に戻さず、ICU(インテンシブ・ケア・ユニット)という術後の集中治療室で、麻酔医や外科医の監視下で経過を見て、1週間後に普通病棟に戻って看護師の監視とケア下に置くことが安全である。

 老人の術中や術後のケアには、麻酔、病棟医師、看護師のチーム医療が大切で、これらのスタッフや設備の整った総合病院でないと、高齢者の手術の成功は望めない。

 その他、高齢者は麻酔や局所の痛み止めに用いる麻薬に過敏であり、普通の成人に比べると、薬用料を少なくし、それを監視下で上手に使うことが必要である。

 このような大手術をその病院で受けるか否か、またその合併症の起こる危険を医師があらかじめ当人や家族に明言して、その承認書を書類として残しておくことが術前に行われることが法律で決められていることも一般の人に知っておいてほしいと思う。

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No.50864:Re: 正解は?[もっちん]ID:sXDyQ4gG 2012/10/12 20:32
手術を受けた本人やご家族はきちんと説明を受けていたのでしょうか。
そして、納得、同意して手術に望まれたのでしょうか・・・。


病院側は高齢者の全身麻酔のリスクを知っていて手術をしたのだろうか・・・。
こうなることとわかっていて手術を促したのだろうか・・・。
そうだとしたら、ひどすぎると思ってしまいました。

本当に必要な手術だったら仕方なかったかもしれないけど・・・。
ほかに選択肢はなかったの・・・?と病院側に言いたくなってしまう。
「長生きできたのだからもういいじゃないの」って遠まわしに言われてるみたいで嫌です・・・。
本人が言うんならともかく、他人が言うもんじゃないと思う・・・。
読んだだけだけど、とっても印象の悪い病院・・・。
こんな病院の対応は世間では当たり前なのでしょうか・・・。

もしそうなら・・・世の中腐ってる・・・!と思いました・・・。

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No.50954:Re: 正解は?[テツマゴ]ID:8d405S./ 2012/10/18 09:59
もっちんさんありがとうございました。
祖母はとうとう力尽きました。
書き込みの文献を見てほんとうに書かれているとおり、祖母には可哀想なほど負担をかけ病院では何もしてあげられずいろいろ後悔も残りました。
あのときああしていたら、こうしていたらと考えてもしかたないのに考えてしまいます。
骨折は病院でしか治せないけれど、骨折だけを治す病院ではだめ。
他の同じような状況のかたに早く伝えたい気持ちで一杯です。