No.57044 制度は運用する人次第

発言者:通りすがり 発言日:2014/04/11 13:30 返信する 応答をメールで転送

桃太郎侍さん

看取り同意なしで、特養で看取りをして頂いた経験があります。
延命治療を希望していなかったご親族が入所者よりも先に亡くなってしまい、看取り同意書にサインする人がいなかったからです。
このようなケースでは特養側は責任回避の考え方が優先して最後は病院で
ということになりがちです。
しかし、特養側は医師とスタッフが連携して亡くなった親族の意思、本人の状況から看取りをして下さいました。当然看取り加算はできませんから、特養側にはスタッフの負担が増えるだけで何のメリットもありません。

病院も恫喝まがいと言う点では同じような処があります。
医療同意しないなら治療しない、治療しなければ命はない、見殺しにするのか、と迫ります。その治療をしたらその後どういう経過をたどるかを考える時間を与えないまま同意書へのサインを求めるのです。
結果として命だけはあるが、回復の見込みがない患者が苦しみながら延々と病院のベッドを占領している状況を貴方もご存じだと思います。
看取り加算は命の軽視、現代版姥捨て、果たしてそれだけでしょうか。
かつては特養は姥捨てと言われていましたよね、でも今では介護の砦として
有り難い存在だと思っている人が殆どでしょう。

介護スタッフの方から見ればこの制度は姥捨てと感じるのかも知れません、
安らかに亡くなられた方を見て、決して命の軽視とは思いませんでしたよ。
どのような制度も運用する側の倫理感に左右されるのではないでしょうか。
私は特養は人生最期の場として看取りは当然であり、
そのご苦労に対して加算があるのは当然だと思います。
最期をどうするか、入所当初からコンセンサスを取っておくことが大切だと思います。

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 56972: 看取り加算は人命軽視になるのではないのか? [桃太郎侍] ID:kUf/lY7d 2014/04/02 02:23
 └◇57044: 制度は運用する人次第 [通りすがり] ID:fgayzluo 2014/04/11 13:30 評価