No.7108 Re: 噛める人にも、普通食ではなく、ソフト食を出すのが正解?

発言者:ストライク 発言日:2007/05/21 00:55 返信する 応答をメールで転送

 うちのホームではまだソフト食はなく、常食刻み食、超刻み食ペースト食です。常食の人に対して、ソフト食にしてしまうのは食の満足が減り、筋力低下につながると思われます。調理現場を考えると、なるべく同じ物を作った方が効率的ですが、やっぱり食の楽しみを維持していきたいので、私は全ての人にソフト食は取り入れたくないですね。 ただ、メリットとして思うのは、見た目が刻み食よりは断然よいことです。 たとえ、口の中でばらついてしまうものを作ったとしても「食べたい」と思えます。
 先日、歯科医師による、高齢者の食事についての研修会に参加してきました。そこで、認知症の人に適した食事と、摂食嚥下障害者に適した食事は違うという話が出ました。摂食嚥下障害者の方にはソフト食はよいが、認知症の方にわざと柔らかい食事を提供することは、その方のレベル低下を進める結果になると。私も、刻み食ソフト食にシフトチェンジしたいと、ケースワーカーに相談したところ、レベル低下の心配をされ、刻み食をなくすのはどうかと思う、と渋られました。どこで利用者のニーズの線引きをするかが難しく、悩むところですよね。
 私はメニューの試作をしたら、ケアの現場に持って行き、看護介護みんなで試食をしてもらっています。利用者のニーズは、各施設違うでしょうから、利用者をよく知る現場のスタッフの意見はとても参考になりますよ。

この内容はあなたにとって【参考】になりましたか?はい  掲示内容について通報する

※この相談の返答受付は終了しました。

発言一覧