No.56385 Re: 脳梗塞で片麻痺の残った利用者とのお話の方法について

なぜ応答に悩むかと言う事をまず考えましょうか。
嘆きを聞くのは辛い事です。
マイナス思考でいる事より、プラス思考で居て欲しいと思います。
嘆かないと言う事は、嘆く者と聞く者と双方にとってよい事のように思えます。
では、嘆きたくても嘆く事ができない方についてはどうでしょうか？
嘆く方にも嘆かない方にも同様に接するべきですね。嘆く方だけにその対応方法を考えると言う事は、嘆きを聞きたくないという聞く者の側の都合と言う事になります。
痛いものは痛いし、情けないものは情けないです。嘆くのはその人の自由です。それをどうこうしなければならないと考えるのは、傲慢な事でもあります。

どういう応答をするかですが・・・相手の方がどのような応答を望んでいるかも考えてみて下さい。
慰めて欲しいでしょうか？
同情して欲しいでしょうか？
諭して欲しいでしょうか？
励まして欲しいでしょうか？

相談者は答えを求めていますが、私はもう一度考えて頂く事を望んでいます。

それから、考えるべき事はどういう応答をするか以外にもあります。どんな事業所なのかわかりませんが、事業所の目的と、利用者に対して何をする事業所なのか、併せて考える必要があると思います。

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