No.61836 困った時の消去法。

発言者:ケアマネ・ストロンガー 発言日:2017/09/09 09:41 返信する 応答をメールで転送

>軽い認知もあり、コールを押してもらうよう伝えてはいるけど、
>押してくれるときと、自分で動けると思い自分で動いてしまう。

本人に何かを期待する案は無し。
センサーも効果無しなので、システムに期待する案も無し。
残るは、物理出来な条件。



転倒原因を箇条書きに上げると、

@転倒時に本人と床に高低差がある。
A地球の重力が1Gもある。
B転倒した際にぶつかる床が硬い。
C本人が転倒する動きをしても、目視できない職員が気が付くのは不可能。

【@の解消案】
布団から落ちても高低差は無い。但し、布団から自ら立ち上がり、転倒する恐れがあるなら、Cがある以上解決しない。

【Aの解消案】
地球人にはまだ重力調整をする発明はできていない。

【Bの解消案】
職員が目視できない場面で動く可能性のある場所を、布団で敷き詰める。非現実的。

【Cの解消案】
本人の就寝場所が、職員待機場所から目視できるようにする。本人がその場所に移るのか、職員待機場所を移すのか。

よって、可能性のあるのは、

@。但し、本人に布団からの立ち上がりが不可能な場合。自分で立てるなら、結局転ぶ。

C。居室変更で可能なら良いが。

@もCも不可能なら。『現在の環境では』、職員に 予知・透視・瞬間移動などの能力が無い限り、防ぐ事は不可能です。

『現在の環境では』と但し書きを付けた理由。各居室に職員が配置されてるとかなら可能性もあります。結局、問題発生の可能性を孕みながらの防止を考えると、このような非現実的な話しかできなくなります。

考えても見て下さい。監視体制が高齢者施設と比べ物にもならないほど厳重な留置所や刑務所でも、自殺騒ぎが起きるのです。本人の故意の行為でさえ防げないのに、事故発生の可能性に満ちた高齢者の、不可抗力の転倒を、防げる筈がありません。

特養の夜勤に至っては、夜勤者2人で50人相手に、同時進行で缶蹴りとだるまさんが転んだをやっているようなもんです。



これを教訓にするなら。今後は『目視できない場所で転倒する可能性のあるケースは受けない』という方法しかありません。問題を解決するのではなく、問題の発生を有り得なくするのです。要介護5の寝たきりしか入所させないとか。

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 61834: ベットからの転倒防止策 [天使] ID:rQ/aBP8p 2017/09/08 21:18
 └◇61836: 困った時の消去法。 [ケアマネ・ストロンガー] ID:C5cE7BIU 2017/09/09 09:41 評価