DRG
Diagnosis Related Group(診断群)の略語で、多くの病気を、必要になる人的資源、医薬品、医療用具、入院日数・費用によってグループ分けしたものです。高齢者が多くなると病気の度に検査、診断、治療を行う出来高払いでは医療費が高騰するので、関連する病気に共通する基礎的な検査、診断、投薬をまとめて行い支払う「包括払い」「定額払い」の必要性が出てきました。そのために考えられたのがDRGで、アメリカでは入院期間を問わず保険から定額の前払いがされます。日本では2003年から一部の病院でDRGごとに1日単価を決め、手術、麻酔、リハビリなどは出来高払いにする診断群分類別包括評価制が導入されています。・