3・3・9度方式
意識障害の重症度(意識レベル)を判定するのに用いる方式のひとつです。言葉を用いず意識レベルを3つのグレード、3つの段階に数値化して、意識障害を分類する簡便な方法です。意識障害の原因はさまざまであり、脳そのものの病気で起こることのほかに、心臓病(不整脈など)、肝疾患、腎疾患、糖尿病の低_糖発作などの内科的疾患や、外傷、薬物による場合があります。どのような程度の意識障害がどのような経過で起こるかはとても大切で、意識レベルを的確に把握することは、救急などの場合に、生命の危険に関わる患者の状態を正確に医療関係者に伝える事ができ、病気の重症度や緊急時の判断に重要な情報です。