高齢者痴呆介護研究センター
今後、急速に増加すると思われる認知症性の高齢者について、介護技術に関する実践的な研究、介護技術の指導・普及を行う専門職の養成や研修、介護技術に関する国内外の交流や情報の収集・提供などを目的に2000年に建設された社会福祉法人です。東京都杉並区、愛知県大府市、宮城県仙台市に各県が所管する3センターがあり、全体を厚生労働省が所管しています。認知症の介護に関する研修センターとして機能するだけでなく、現場の介護職に情報を提供することで、より効率的な介護や家族負担の軽減などが行われることを目指しており、将来的には全国的なネットワークの形成が考えられています。