高齢者専用賃貸住宅
高齢者専用賃貸住宅→高専賃 高齢者の入居を拒まない「高齢者円滑入居賃貸住宅」のうち、もっぱら高齢者を賃借人とする賃貸住宅をいいます。2005年12月から都道府県による認定制度が開始されました。有料老人ホームのような高額の一時金は不要で、入居者に借家権があるため居室の移動や退去を迫られることもありません。また、居室の広さや介護サービスなどの条件を満たすことで、介護保険の特定施設の指定を受けることができるほか、老人福祉法に規定する有料老人ホームの届け出が不要になります。高専賃の登録情報は、各都道府県・市町村の窓口やホームページなどで閲覧することができます。
2011(平成23)年10月20日高齢者住まい法の改正法により、高齢者向け有料住宅や高齢者円滑入居賃貸住宅とともに高齢者専用賃貸住宅は廃止されました。そのため既存の高専賃は、一般の賃貸住宅になるか、平成24年3月31日までに新しい基準を満たし、「サービス付き高齢者向け住宅」の登録をするか「有料老人ホーム」の届出をすることになります。