体内の組織に蓄えられた鉄分が減少し、血清や赤血球からも極端に減少して起こる極度の貧血です。最初は身体のだるさや食欲不振などの徴候が現れ、さらに悪化すると臓器への酸素供給量が少なくなって動悸、めまい、頭痛、顔面蒼白、胃腸障害などの症状が起こります。抗がん剤の投与は消化管出血などを起こしやすく、高度の貧血を起こすことがあります。逆に、どこからも出血していないのに高度の貧血がある場合は、白血病などの病気が疑われます。
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