血漿中のカリウムの値が正常値を超えた状態をいいます。カリウムの値が高くなると心臓に影響し、不整脈が出現します。口唇や手指のしびれ、両上下肢が重くなる、言葉がもつれてくるといった症状は危険な状態で、速やかに治療を行う必要があります。血漿カリウム濃度は腎機能によってうまく調節されているため、高カリウム血症をおこすことはまれですが、副腎皮質機能低下症(アジソン病や急性副腎不全)として現れるケースと、先天的・後天的な副腎皮質の酸素欠乏によって現れるケースがあります。
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