骨折後遺症
高齢者の場合、転倒によって骨折し、そのまま寝たきりになってしまうことが少なくありません。そうして寝たきりになるとさらに筋力も低下してしまいます。このような状態が「骨折後遺症」です。上肢を骨折したケースでは身動きが取れずに寝たきりになることが多く、椎骨や下肢の骨折では自然と動けなくなってしまいます。骨がつくまで6?8週間かかりますが、その間もそれ以降も安静を取りすぎないようにし、状態に応じて動かせるところは動かすことが大切です。つまり、骨折した後も寝たきりにならないよう、動かせるところは動かすという努力が必要ということです。