目の前に虫やごみのようなものが飛んでいるように見える症状をいいます。目の中の硝子体という透明なゼリー状の液体がにごるために生じます。にごる原因の大部分は硝子体の液状化、液状化に伴い網膜から硝子体がはがれることが原因です。これらは加齢現象の1つです。網膜剥離(網膜は10層からなり、その一番外の層がはがれること)の初期症状でも起こります。病的なものとしては、糖尿病網膜症や網膜裂孔などによる硝子体の出血、ぶどう膜の炎症による硝子体の混濁が原因で起こります。
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