風疹ウイルスの感染による伝染性の疾患をいいます。軽度の発熱や、顔から始まる発疹、耳後部・頸部・後頭部のリンパ節の浮腫などが主な症状です。感染した人の鼻咽頭分泌液から気道を介して伝染し、伝染力は発疹の前後1週間くらいが強いとされています。妊婦が感染した場合、20%?25%の新生児に先天性風疹症候群が見られます。これは白内障や小眼球症、網膜症などの目の奇形や、小頭症、知能障害、聴力障害、心奇形、血小板減少性紫斑病、肝・脾腫などをきたすもので、特に妊娠前期の感染には注意が必要です。
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