頸椎後縦靱帯骨化症

頸椎の椎体の後方を縦に走る靱帯が徐々に骨化して厚く硬くなり、これが脊柱管内に突出して脊髄を圧迫することで生じる疾患です。症状は骨化の部分が大きくなるにつれて進み、首の動きが硬くなる、うなじや肩、背中の痛み、腕から手にかけてのしびれや痛み、下肢の突っ張りやもつれなどによる歩行障害などが起こります。骨化の範囲が狭く、厚さの薄い初期ならば症状も軽く、装具による固定などの保存的治療で軽快します。この疾患は以前は日本人だけに起こると思われていましたが、近年は広く東洋人全般にみられることがわかっています。なぜ東洋人だけが後縦靱帯が骨化するのかは、いまだに不明です。

この内容の不備な点を報告する

入力したことばの どれかを含む 全てを含む
「介護110番事典」の利用規約に準じてご利用下さい。
 詳しく検索するには
たくさんのワードを入力し検索する場合には?
複数のワードを入力する場合には、ワードとワードの間にスペース(全角ではなく半角です)を入れてください。
検索方法「どれかを含む」「全てを含む」の違いは?
  • 「どれかを含む」
    入力ワード全てが含まれていることばも、入力ワードそれぞれが含まれることばも合わせて検索されます。
    (幅広く検索したい場合にお使い下さい)
  • 「全てを含む」
    入力ワード全てが含まれることばのみを検索させます。
    (検索結果を限定したい場合にお使い下さい)
    検索結果は“ことば”の50音の順番に表示されます。

内容での疑問や不明な点、誤字などございましたらお手数ですが介護110番宛にメールでお知らせ頂けますようお願いします。