音声ワープロ
視覚障害者が聴覚を用いて文書を作成することができる、パソコン用のワープロソフトです。初期のものは、キーボードから点字に相当するものを打ち込むとワープロソフトがそれを「読書のドク」などと読み上げてくれ、これにより使用者は文字を書くことができます。これは、現在でも使われています。その後、音声を認識するソフトが開発され、利用者が音声を発すると、それを最もありそうな文字に変換して自動的に文書化してくれるものがあります。さまざまな操作も音声でできますが、音声はゆっくりと正確に発音する必要があり、できあがった文書は機械に読み上げさせて校正をしないと誤りのない文書は作成できません。