障害者対策に関する新長期計画
中央心身障害者対策協議会がまとめた「『国連・障害者の十年』以降の障害者対策の在り方について」の意見書をふまえてまとめられた計画です。1993年3月に障害者対策推進本部が策定したもので、この年からおよそ10年にわたる施策の基本的方向と具体的な方策が明らかにされています。同計画は障害者基本法に基づき策定された障害者基本計画とみなされています。基本的な考え方は下記の通り。(1)障害者の主体性、自立性の確立 (2)あらゆる人の参加によるあらゆる人のための平等な社会づくり (3)障害の重度化・重複化および障害者の高齢化への対応 (4)施策の連携 (5)「アジア太平洋障害者の十年」への対応