障害老人日常生活自立度
障害をもつ高齢者が日常生活においてどの程度の自立がなされているかを判定するために、平成5年に厚生労働省が作成したものです。保健・医療・福祉の各関係者が客観的かつ短時間で判断することができ、現場の介護職や医療・看護職が利用者に対し共通のイメージを持つのにも役立ちます。基準では、「何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する」の0ランクから「一日中ベッド上で過ごし、排泄・食事・着替えにおいて介助を要する」のJランクまでの4ランクに分かれ、介護支援を行う上でのガイドラインとしても利用されています。