介護保険関連の用語で、関節の動く範囲をこういいます。関節を動かすには、(1)関節そのものが正常であること (2)働く側の筋肉が十分に機能すること (3)働く側の筋肉と反対の働きをする筋肉が十分に伸張することが必要ですが、自力で行う自動運動ではこのすべてが、他人の力で行う他動運動ではこのうちの(1)と(3)が重要になります。関節可動域には動く範囲の目安である参考可動域角度が設定されており、そこに制限をきたす要因として拘縮と強直、痛みや筋緊張の亢進、脱臼や骨折などがあげられます。
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