長寿食
老化の原因といわれる身体の酸化を防ぐのがお茶の“カテキン”、女性ホルモンの減少を補うのが大豆の“イソフラボン”です。アルツハイマー、がん、心臓病の予防にはアズキの“アントシアニン”が良いとされています。玄米や雑穀には白米よりも多くの“ギャバ(ガンマ・アミノ酪酸)”が含まれていて、イライラを防ぎ、血圧を安定させる作用があります。カツオの赤身には必須アミノ産の“トリプトファン”が含まれていて、“幸せホルモン”と呼ばれる“セロトニン”を増やすのに役立ちます。カツオの皮には肌の老化を防ぐ“コラーゲン”が含まれ、加熱することで吸収しやすくなります。野菜の中でもっとも“ベータカロテン”の多い大葉が添えられているカツオのたたきは、理想の長寿食といえます。