パリ市教育委員会から、知的障害児と正常児を弁別するための検査を作るよう依頼されたビネーが、友人の医師シモンの協力を得て1905年に完成させた世界初の知能検査を「ビネー式知能検査」といい、アメリカで標準化された後、日本では1925年に鈴木治太郎による「鈴木・ビネー式知能検査」が開発されました。鈴木式は1925年に刊行されて以降改定されておらず、言葉の使いまわしが古いなどの指摘もありますが、実施時間が短くて済むなどのメリットから、今でも学校教育などの場で使われています。
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