身の回りのことがほとんどできず、日常生活にまで介護を必要とする認知症のなかで最も重度である状態をいいます。特徴的なものとして、食事をとったことをすぐ忘れる、家族を認知できない、衣服の着脱がうまくできないなどが挙げられます。また、入浴を嫌がるようになる、失禁が見られるようになるなど、清潔に関する意識も著しく低下する傾向があります。この段階に至ると、障害された脳の機能回復は困難であり、治療の効果も期待できないといわれています。
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