遺伝子組み替え食品
遺伝子操作によって、ある生物の遺伝情報を別な生物のDNAに導入して生物の性質を変えることを「遺伝子組み替え」といい、その技術を用いた食品を遺伝子組み替え食品といいます。大豆、トウモロコシ、ジャガイモなどはこの技術によって、品種改良では作り得ない性質の作物を短期間で開発することができました。厚労省は、1998年に22品目の遺伝子組み替え食品について「安全性評価が行われていることを確認した」としていますが、組み替え作物が栽培の生態系へ及ぼす影響についてなど懸念の声も広がっています。