通所型介護予防事業
特定高齢者に対して、地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメントを実施し、通所サービスとして提供されます。利用者は、個別に作成された介護予防ケアプランに基づき、“運動器の機能向上”“栄養改善”“口腔機能の向上”“認知症予防”“うつ予防”“閉じこもり予防”などを図るためのプログラムが受けられます。運動器の機能向上とは、運動機能の低下を改善するために、ストレッチング、バランストレーニング、有酸素運動、筋力向上トレーニングなどを3カ月(または6カ月)間実施するプログラムです。栄養改善とは、低栄養状態を改善するために、食事計画を作るための支援、相談、助言などを6カ月間実施するプログラムです。口腔機能の向上とは、嚥下(えんげ:食べ物飲み込むこと)や口腔機能の低下を改善するために、口腔清掃、咀嚼(そしゃく)機能訓練、構音・発声訓練、嚥下機能訓練、呼吸法に関する訓練などを実施するプログラムです。サービス費用については、市区町村が独自に料金を設定します。