軽度認知症
高齢や疾患など何らかのきっかけによって脳が障害され、物事を認識できない状態を認知症といい、その程度が軽度であることさします。認知症は軽度に始まって、中度、重度に分類されます。軽度認知症の特徴として、無表情・無感動の傾向がある、同じことを繰り返し話したり尋ねたりする、1日の計画が立てられないなどが挙げられます。この段階では、家庭生活に支障をきたすほどではありませんが、理解力や判断力の低下により社会活動に影響が出てくるようになります。軽度から中度レベルの認知症は早期段階であるため、適切な治療を受けるようにすれば、脳機能の回復が可能ともいわれています。