転倒チェックシート
厚生労働省の研究班が、高齢者の転倒による骨折を防ぐ目的で作成したチェックシートです。5つの項目のうち、当てはまるものをチェックして、その人が転びやすいかどうかを見分けることができます。「過去1年間に転んだことがある…5点」などのように、それぞれの項目に危険度を表す点数が付いていて、当てはまる項目の点数を合計します。その他の4項目は次の通り。「背中が丸くなってきた…2点」「歩く速度が遅くなったと思う…2点」「つえを使っている…2点」「毎日5種類以上の薬を飲んでいる…2点」。全部チェックすると13点、6点以上当てはまれば要注意とされます。このシートを使って、689人の高齢者に調査を行ったところ、要注意の約7割が1年以内に転倒、6点未満はわずか7%という結果になりました。