躁うつ病
躁うつ病→双極性感情障害 気分の高揚する「躁」と低下する「うつ」とが、数週間?数カ月持続して交代で現れる病気をいいます。多くは20歳代の始めに発病し、50歳までの発病が80%を占めます。一般に気分の高揚や開放感、制止のきかない活動性、観念のほとばしり、自尊心肥大といった躁の症状が突然起こり、2?3日でエスカレート。2?3カ月以内に治まりうつへ移行します。うつは6カ月以上と躁より長く続き、一生のうちに何度もこうした移行を繰り返します。うつだけを繰り返すものを「単極性」といい、また1年のうちに5回以上の躁うつを繰り返すものを「急速交代型」といいます。