長期臥床患者が両足で安定した状態で立位を保持するための能力の再習得、筋萎縮・起立性低血圧などの予防や改善を目的とした訓練です。まず、起立訓練台による介助を伴う起立訓練を行います。起立訓練台に体幹と下肢を固定して徐々に角度を上げて身体を慣らしていきます。このとき患者の顔色と血圧の変動に注意します。90度が可能になったら、平行棒や手すりにつかまっての起立訓練などに移ります。介助を伴わないで起立ができるようになったら、立位の保持・バランスの訓練を行います。
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