本来ならば気管に入ってはいけない物が気管に入ってしまうことで生じる肺炎のことです。喉は食べ物を食道から胃へ、空気を気管から肺へと振り分ける働きをしていますが、高齢者の場合はこの振り分けがうまく働かず、誤って飲み込んだ場合に咳をして外へ排出するという動作もうまく働きません。そのため、飲み込んだ食べ物が肺へ入り、肺炎を起こすのです。食べ物だけでなく、口腔内にある雑菌も唾液と一緒に誤嚥することで肺炎になる、細菌性誤嚥性肺炎も少なくありません。
この内容の不備な点を報告する
内容での疑問や不明な点、誤字などございましたらお手数ですが介護110番宛にメールでお知らせ頂けますようお願いします。