認知症(痴呆)とは、脳の後天的な器質障害によって既に発達した知能が、持続的に低下したり損なわれたりすることです。記憶力や思考力、理解力、計算力など多くの分野で障害が見られ、知覚や行動にも異常を伴い日常生活に支障をきたすことが多くあります。認知症が出現する率は高齢になるほど増加します。老人性認知症状が起きる原因は、アルツハイマー型認知症と呼ばれる脳変性疾患と脳血管障害による代表的なもののほか、外傷性疾患、感染性疾患、内分泌代謝性疾患、中毒性疾患、腫瘍性疾患と、さまざまにあります。
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