記憶法
記憶術(記憶技法)の訓練によって、生活能力を改善しようとするものです。対象は子どもから高齢者にまで及びます。記憶術は、記憶しようとするものに対する、あるいはそれらの(1)有意味化(2)組織化(3)連想(4)視覚化(5)注意(6)興味(7)フィードバックなどを意識的に強める技術です。こうして記憶力が改善されると、周囲の人々や環境との関係が改善され、生活能力が改善されると考えられています。最近、高齢者の認知能力を向上させるのに計算や読み書きが取り入れられていますが、これらも記憶力の訓練に役立ちます。