覚せい剤依存
アンフェタミンとメタンフェタミンからなる覚せい剤には、中枢神経を興奮させる作用があります。注射後には、眠気や疲労感が消え気分が高揚しますが、数時間後にはその作用が消え、ひどい倦怠感を感じるようになります。その感覚を打ち消すために、再び使用し、気づけば反復して頻繁に使用するようになってしまいます。2?3カ月の長期にわたって、1日30?40mg使用すると人格変化を起こすようになるといわれ、精神分裂病に似た妄想状態に陥ることがあります。覚せい剤の依存症が認められる者は、精神保健福祉法の対象である精神障害者と定義されています。・