脳の視床に出血や梗塞があるようなケースに起こる合併症で、脳血管障害の後遺症として、脳の視床部(感覚の伝導路の中継地点)の病変、とくに脳血管障害によって引き起こされます。通常、障害後数週から数か月経過したあとに出現し、激しいしびれ感や疼痛を訴えるもので、持続性、発作性で焼けつくような耐え難い痛みがあります。外部からの刺激で誘発されるのも特徴です。治療としては抗てんかん薬、抗うつ薬の服用を行いますが、効果が不十分のことも多くあります。
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