形浄瑠璃や歌舞伎の脚本作者である近松門左衛門による有名な演劇論です。芸というものは実と虚との間が皮膜のように薄いものであり、虚にして虚にあらず実にして実にあらず、であるということを意味しています。そしてこの技術は、演技の世界だけでなく人間関係にもいえる技術だといいます。介護の現場での本音と建前も、このような実と虚との関係のようなものだと理解し、要介護者に接する際の技術として用いるこができるという意味で使われます。
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