花粉症
植物の花粉が原因となって引き起こされるアレルギー性疾患です。日本での原因となる花粉の代表的なものはスギ、ヒノキ、イネ、ヨモギなどです。鼻水・鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ・充血、のどのかゆみ・痛みなどが主な症状です。重症になると、発熱や倦怠感、イライラする、集中力が低下するなどします。治療には、内服薬や点鼻薬、点眼薬を用います。原因となっている花粉(抗原)のエキスを注射し、抗原に身体を慣らさせるという治療法もあります(減感作療法)。外出時にプロテクター付メガネやマスクを着用する、帰宅時の手洗い洗顔・うがいをするなどしてできるだけ花粉と接触しないことが大切です。