色盲
色に対する感覚と色を識別する感度が一般の人と異なる状態をいいます。色の見え方という点から5つのタイプに分類され、このうちもっとも多いのが赤色覚異常(せきしきかくいじょう)と緑色覚異常(りょくしきかくいじょう)です。赤色覚異常は赤色に対する感度が低く、灰色・赤・青緑の区別がつきにくく、赤・黄・緑を混同しやすい状態です。緑色覚異常は色に対する感度は低くなりませんが、やはり赤・黄・緑が混同しやすいのは同じです。色盲は遺伝による先天的なものですが病気ではなく、ただ多くの人たちと色の区別の仕方が異なるだけのものです。