舌体部に発生した悪性腫瘍のことをいいます。舌癌は口腔癌の50%以上を占め、次いで歯肉、口底、頬粘膜、口硬蓋、口唇の順です。舌の上面や下面に発生することはまれで、舌の後部の側面によく発生します。発生誘因は、歯のとがっている部分・合わなくなった入れ歯の刺激、喫煙、飲酒、肝硬変などがあげられます。最初、潰瘍を伴った硬いしこりやぷくっとした腫れ物として発見されます。比較的早期に顎下・頸部リンパ節・肺・肝・骨などに転移することが多いです。治療は、放射線治療・抗がん剤の服用・切除術が行われます。
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