一般的には、意識の主体を自我と呼び、客体としての自我を自己と呼びます。自己の概念は個々の理論体系でかなり異なっており、その定義は次のようにさまざまです。(1)知的能力や思考などの精神的自己、(2)鏡像などの身体的自己(3)他者による評価や名声などの社会的自己(4)住居や財産などの物質的自己(5)家族や民族などの血族的自己(6)名前などに対する名称的自己(7)地域社会や国家などの地縁的自己(8)意識状態としての現象的自己(9)これら部分的自己から成る全体的自己。
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