臨終行儀

985年に天台宗の僧、源信が「往生要集」の中で、臨終の病人を看取る者の心得や作法などをまとめたものです。かつては医者ではなく僧や同信の者が臨終に立会い、現在の緩和ケアの先駆けともいえる臨終の看取りというものがありました。その根底にあるのは、安らかな死を迎えさせたいという願いであり、これは現在の終末期リハビリテーションに通じるものともいえます。

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