排尿の意識がないのに尿が出てしまう尿失禁の中でも、腹圧性尿失禁は年齢に関係なく女性に多くみられる失禁で、お腹に力が入った拍子に起きるという特徴があります。つまり、腹圧のかかる生理的な反射や動作がそのきっかけになるもので、クシャミや咳、力むような行動や姿勢で引き起こされます。女性の尿道が男性に比べて短いという解剖学的なことが原因であるため病的なものではありませんが、もれる回数や量が増えて不快感を伴ったり下着を替える必要が出るような状況であれば、手当てをする必要があります。
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