腎臓移植ネットワーク
腎臓移植を公正かつ公平に行うためのネットワークです。腎臓移植には、肉親から腎をもらって移植する生体腎移植と、亡くなった方から提供された腎を移植する死体腎移植の二通りがありますが、このうち主に死体腎移植に関する腎臓の提供・調整業務を行っています。1995年4月に発足した日本腎臓移植ネットワークは、同年日本臓器移植ネットワークへと発展的に改組されました。現在全国を7ブロックに分けてブロックごとにレシピエント(腎移植患者)を登録。提供腎と組織適合性抗原の適合がもっとも高い患者が最優先され、適合度が同じ場合には長く待機した患者が優先されるシステムになっています。