急性糸球体(しきゅうたい)腎炎と慢性糸球体腎炎を総称したものです。主に血尿やむくみ、倦怠感、たんぱく尿といった症状を呈し、この症状が1年以上続くものを慢性としています。原因は、扁桃腺など炎症によって菌体成分の一部が血液中に入り、これに対抗する抗体から作られた免疫複合体が腎臓に運ばれる途中に腎の糸球体にひっかかり、炎症が引き起こされるといわれています。一般に急性腎炎をこじらせて慢性腎炎になると考えられていますが、両者は違う種類の病気で、慢性腎炎でも急に発病することがあります。
この内容の不備な点を報告する
内容での疑問や不明な点、誤字などございましたらお手数ですが介護110番宛にメールでお知らせ頂けますようお願いします。