運動の記憶に障害がでることによって個々の動作がぎこちなくなる状態をいいます。痴呆が目立たないアルツハイマー病初期の段階で見られることが多い症状です。そのため、もし脳硬塞などの病歴がないのに、自覚症状があれば適切な診断を受ける必要があります。進行することで麻痺への移行が考えられています。失行とは麻痺や運動失調がないのに、自分が望む動作をうまく組み立てることができなくなることをいいます。
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