要介護者、介護者ともに高齢者で、老人が老人を介護するという意味で表現される言葉です。その多くの場合、高齢化した子どもがより高齢化した親を介護するケースがみられますが、介護する側が疲れ果て、結局共倒れになってしまうような事態も起こっています。また、厚生労働省が平成12年に行った「介護サービス世帯調査」によると、介護を行っている人の年齢は50代が28.9%と最も多いものの、60代で23.6%、70代で17.1%と続き、「老老介護」の実態が浮き彫りになりました。
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