特有な性格をもとに心理的原因によって起こる精神および身体の機能障害をいいます。男性より女性に多く、原因としては身体老化に加えて環境要因、心理的打撃が大きな比重を占め、配偶者や家族との死別、退職、対人関係での環境の変化、経済的問題、子どもへの依存の拒否、孤立などが発症の契機となります。自信欠乏、過度の几帳面、完全欲、依存性、内向性、過敏性といった性格の人に多くみられます。症状は、抑うつ神経症、不安神経症、心気神経症の形であらわれ、治療には薬物療法などの専門的な治療が欠かせません。
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