老人保健福祉計画
1990年の老人福祉法改正で、都道府県と市町村に策定が義務づけられた、老人福祉に関する計画のことです。高齢者の人口や住民の保健・福祉ニ?ズを把握し、将来必要な福祉サービスの量を明らかにしたことは、以後の整備体制を進める上でとても意義のあることでした。ゴールドプラン(1989年の高齢者保健福祉推進10カ年戦略)の目標値を、この老人福祉計画の集計値が大きく上回ったことで、続く新ゴールドプランが打ち出され、さらに介護保険法の成立により、ゴールドプラン21が策定されました。しかし、各自治体には、この計画に基づくそれぞれの目標値がありますが、それを達成するのは、なかなか困難であるとの見方もあります。