緊急保育対策等5カ年事業
1994年、「21世紀福祉ビジョン」に示された展望に基づき決められた子育て支援プラン(エンゼルプラン)の中の1事業のことをいいます。大蔵・厚生・自治の3大臣の合意によるものです。94?99年までに、延長保育、学童保育、一時保育などの項目について整備し、子育てを支援し、女性の就業率を伸ばしたいとするものでした。背景には、少子化の進行が子どもに与える影響や、将来の社会経済の損失などへの懸念があり、行政をはじめ企業、地域、社会全体が一丸となって取り組むべき重要な問題としました。