乳幼児の網膜に発生する悪性腫瘍をいいます。眼球内で腫瘍が大きくなると瞳孔を通して直接腫瘍が見えるようになり、暗いところでは瞳が黄色く光って見えます。また、斜視や眼内炎による充血などから発見されることもあります。数万人にひとりの割合で発生し、7割は片眼のみに発生しますが、3割は両眼に起こりこの場合は遺伝性が濃厚。悪性腫瘍ですから、放置すれば全身に転移し死に至ります。片眼性の場合は眼球を摘出し、両眼性では摘出と放射線治療、化学療法などによって治療します。
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